WordPressあれこれ

忘れないで。SEOを考える前にやりたいこと。

忘れないで。SEOを考える前にやりたいこと。
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WordPressでホームページを作り、SEOを始めようと考えているあなた。

検索順位を上げるためのテクニックを学ぶ前に、本当に大切なことを忘れていませんか?

この記事では、SEOに夢中になる前に確認すべきホームページの基本、そしてSEOの成功に繋がる第一歩となる行動について解説します。

SEOは、ただ闇雲にキーワードを詰め込んだり、被リンクを増やしたりすることではありません。

お客様がホームページに訪れ、求める情報を見つけ、そしてお問い合わせや購入などのアクションを起こせるように設計することが重要です。

この記事を読むことで、SEOを始める前にやるべきホームページ整備のポイント、そして効果的なコンテンツ作成のヒントが分かります。

結果として、アクセス数増加だけでなく、お問い合わせや購入といったビジネス成果に繋がるホームページ運営の基礎を築くことができるでしょう。

忘れないで。SEOを考える前にやりたいこと。

WordPressでホームページを作成し、SEOに取り組むことは、Webサイトの成功に不可欠です。しかし、SEOに焦点を当てる前に、ホームページの基本的な整備が重要です。

SEOはあくまでも検索エンジンからの流入を増やすためのものであり、ホームページ自体がユーザーにとって使いにくかったり、魅力的でなければ、せっかく訪れたユーザーもすぐに離れてしまいます。

ホームページの目的は、ユーザーに価値を提供し、最終的な成果(コンバージョン)に繋げることです。

コンバージョンには、お問い合わせ、申し込み、商品の購入、メールアドレスの獲得など、ビジネスの目標によって様々な種類があります。

SEOを始める前に、これらのコンバージョンを達成するためにホームページが最適化されているかを確認しましょう。

アクセス数が多いことは確かに重要ですが、質の高いアクセス、つまりコンバージョンに繋がる可能性の高いアクセスを集めることがより重要です。

そのためには、ターゲットとするユーザーを明確にし、彼らが求める情報を提供し、スムーズな導線を設計する必要があります。

ホームページの目的具体的な行動
お問い合わせ問い合わせフォームの送信、電話での問い合わせ
申し込み資料請求、サービス登録、イベント参加申し込み
商品の購入ECサイトでの商品購入、予約
メールアドレスの獲得ニュースレター登録、メルマガ登録

例えば、お問い合わせを増やすことが目標であれば、問い合わせフォームをわかりやすい場所に設置し、入力項目を必要最小限にする、電話番号を目立つように表示する、LINE公式アカウントへのリンクを設置するなどの工夫が考えられます。

また、商品の購入を促進したい場合は、商品ページへの導線を明確にし、魅力的な商品説明や写真、動画などを掲載する必要があります。

SEOは、これらのコンバージョンを達成するための土台となるホームページが整って初めて効果を発揮します。

まずはSEOの前に、ユーザーにとって使いやすい、価値のあるホームページ作りを心がけましょう。

そして、ターゲットユーザーを明確にし、適切なキーワードを選定することで、SEOの効果を最大化することができます。

SEOの前にホームページを整備する

SEOでできることは検索エンジンからホームページにお客さんを誘導するところまでです。

ホームページにお客さんを誘導しても「思っていたのと違う」「お問い合わせがどこにあるかわからない」などですぐ離脱してしまいます。

そのためにもSEOの前にホームページを整備してお客さんを逃さないようにしたいです。

見て欲しいページが辿りつきやすいところにあるか

確認項目詳細
ヘッダーメニュー見て欲しいページへのリンクがヘッダーメニューに含まれているか確認します。主要なページはヘッダーメニューに配置することで、ユーザーがサイト内のどこからでもアクセスしやすくなります。
トップページトップページで見て欲しいページを適切に紹介しているか確認します。魅力的なキャッチコピーや画像を使って、ユーザーの興味を引き、クリックを促すことが重要です。
サイドバーサイドバーに見て欲しいページへのバナーやボタンなどを配置しているか確認します。サイドバーはユーザーの視界に入りやすい位置にあるため、効果的に活用することで、重要なページへのアクセスを促進できます。
記事・固定ページ下部記事や固定ページの最後に見て欲しいページへのリンクを掲載しているか確認します。記事の内容に関連するページへのリンクを配置することで、ユーザーの更なる情報収集を促し、サイト内での回遊率を高めることができます。

これらの工夫によって、ユーザーが必要な情報にスムーズにアクセスできるようになり、SEOの効果を高めることができます。

また、内部リンクを適切に設定することで、クローラーがサイト構造を理解しやすくなり、SEOにも効果的です。

申し込み・問い合わせしやすいか

基本的には「見て欲しいページが辿りつきやすいところにあるか」と同じですが、お客さんの年齢層やホームページを訪れた時の状況によって申し込みや問い合わせのハードルが異なります。

例えば、以下のような点を考慮する必要があります。

状況対応
気軽に問い合わせて欲しい場合メールフォームの入力項目を必須項目のみに絞り、数を少なくする、LINE公式アカウントなどを掲載する、電話番号を目立つように表示するなど、問い合わせしやすい環境を作る。
求人などのお申し込みの場合入力ミスを防ぐため、メールフォームに確認画面を追加する、申し込み方法の詳細ページを用意する、外部サイトからのアクセスでも申し込みページにスムーズに遷移できるようにするなど、申し込み手続きを分かりやすくする。
メールより電話を優先してほしい場合
(緊急性の高いサービスなど)
お問い合わせページのメールフォームよりも上に電話番号を記載する、ヘッダーに電話番号を記載する、スマートフォンの場合は画面下に常に電話ボタンを表示するなど、電話での問い合わせを促す。

年齢層や状況によっては、LINE公式アカウントやFacebookページのメッセージの方が問い合わせしやすい場合もあります。ターゲット層に合わせた適切な問い合わせ手段を提供することが重要です。

ホームページが更新されている(生きている)か

ホームページが定期的に更新されているかは、ユーザーにとって重要な判断材料となります。

特に、スタートアップ企業やフリーランスの方は、ホームページの更新によって顧客に安心感を与えることができます。

反対に、1年以上更新がない場合、「今問い合わせても大丈夫かな?」「ここはまだ営業しているのかな?」と思われてしまう可能性があります。

こまめに更新するコンテンツがない場合でも、以下のような情報を掲載することで、サイトの鮮度を保つことができます。

  • 長期休暇のお知らせ
  • 事務所移転のお知らせ
  • 新サービス・商品のお知らせ
  • 採用情報
  • ブログ記事 (会社の取り組みや業界の最新情報など)

SNSを積極的に活用している場合は、ホームページにタイムラインを埋め込むことで、最新の情報を手軽に発信することができます。

ホームページの更新頻度を高めることで、ユーザーの信頼感獲得に繋がり、SEOにも効果的です。

【SEOの第一歩】まずは記事を書いてみること

ホームページを始めたばかりで記事が少ない方は、まずは記事を書いてみることで、

  • どういう風に書けばいいのか?
  • 太文字や画像、リンクなどどこに設置すればいいのか?

など、自分なりにわかってくることが色々と出てくると思います。

ただ、いきなり「100記事書くぞ!」とガッツでできる方は中々難しいと思うので、以下の3点を意識して記事を書いてみましょう。

記事作成の3つのポイント

ポイント詳細
1. ブログのテーマどんな方に読んでもらいたいか、今までのお客さんを想定してみてください。
※事業を始めたばかりの場合は周りの人の中から見つけてみてください。
2. 読者にどうなってほしいか1で想定した人にどんな風になってほしいか想像してみましょう。
3. 提案2の状態になるにはどんな提案ができるか? 具体的な提案を考えましょう。

この3点を意識して記事を作成することで、読者の心に響くコンテンツとなるでしょう。

ある程度の本数を書いたら、

  • 誘導したい記事
  • アクセス数をアップしたい記事
  • 情報が古い記事

を中心にリライトしていきながら更新してみてください。

記事を書き続けることで、WordPressの操作にも慣れ、SEOに効果的なキーワードの選定やコンテンツの構成なども自然と身についていくでしょう。

検索エンジンのクローラーは定期的にWebサイトを巡回し、新しいコンテンツを探しています。

そのため、ブログを定期的に更新することは、検索エンジンにWebサイトの存在をアピールし、検索結果の上位表示に繋がる重要な要素となります。

 WordPressで記事を書く際のSEO

WordPressで記事を書く際には、SEOを意識することが重要です。

SEOを施すことで、検索エンジンからの流入を増やし、より多くの読者に記事を届けることができます。

WordPressで記事を書く際のSEOとして、以下の点を意識しましょう。

  • キーワード選定
    検索ボリュームがあり、競合が少ないキーワードを選定しましょう。関連キーワードも使用することで、検索エンジンの精度向上に繋がります。Googleキーワードプランナーなどのツールを活用すると便利です。
  • タイトルと見出し
    タイトルと見出しには、キーワードを適切に含めましょう。ただし、キーワードを詰め込みすぎると不自然な文章になるため、バランスが重要です。
  • メタディスクリプション
    メタディスクリプションは、検索結果に表示される記事の概要です。キーワードを含め、読者の興味を引くような魅力的な説明を記述しましょう。
  • 内部リンク
    Webサイト内の関連する記事同士を内部リンクで繋げることで、回遊率の向上に繋がります。また、クローラーがWebサイト内を巡回しやすくなるため、SEO効果も期待できます。
  • 外部リンク
    権威性のあるWebサイトへの外部リンクは、記事の信頼性を高める効果があります。ただし、外部リンクの質が低いWebサイトへのリンクは、SEO評価を下げる可能性があるため注意が必要です。
  • 画像の最適化
    画像にはalt属性を設定し、画像の内容を説明するテキストを記述しましょう。alt属性は、画像が表示されない場合に代替テキストとして表示されるだけでなく、検索エンジンが画像の内容を理解するのに役立ちます。
  • モバイルフレンドリー
    スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でWebサイトを快適に閲覧できるように最適化しましょう。モバイルフレンドリーは、Googleの検索ランキングアルゴリズムにおいて重要な要素となっています。
  • ページ速度の向上
    ページ速度が遅いWebサイトは、ユーザーエクスペリエンスを低下させるだけでなく、SEO評価にも悪影響を及ぼします。画像の圧縮やキャッシュの活用など、ページ速度を向上させるための対策を行いましょう。

これらのSEOを意識して記事を作成することで、検索エンジンからの流入を増やし、より多くの読者に記事を届けることができるでしょう。

ホームページを実店舗に置き換えてみる

例えば「一等地にお店を構えればお客さんがたくさん来る」と意気込んで有り金を出して銀座のど真ん中にお店をオープンしたとします。

しかし一等地に構えることを意識しすぎて、肝心のお客さんが快適に過ごせるようなお店作りが疎かになっているケースがあります。実店舗で起こりがちな問題は、ホームページにも置き換えて考えることができます。

実店舗でよくある問題ホームページにおける問題点
営業しているかわからない
(例: シャッターが閉まっている、営業時間の情報がない)
ホームページの最終更新日が1年以上経過している、お知らせが古いままになっているなど、サイトが活発に運営されていない印象を与えてしまう。
肝心の商品・サービスがない、または少ない
(例: 商品棚が空っぽ、メニューが限られている)
ホームページの記事数・ページ数が少なく、ユーザーが求める情報を見つけられない。コンテンツが不足していると、専門性や信頼感も低くなってしまう。
商品・サービスを急いで用意したが、ごちゃごちゃしていて何を取り扱っているかわかりづらい
(例: 商品が整理整頓されていない、メニューが複雑すぎる)
ホームページのナビゲーションが分かりにくく、ユーザーが目的の情報にたどり着けない。情報過多で整理されていないと、ユーザーは混乱し、離脱してしまう。
一等地だが、ターゲット層とミスマッチしている
(例: 高級ブランド店が学生街にある、若者向けのお店がビジネス街にある)
ホームページのキーワード選定が間違っており、ターゲットとするユーザー層にリーチできていない。検索キーワードとサイトの内容が一致していないと、SEOの効果も薄れてしまう。
店員の対応が悪い、または店員がいない
(例: 無愛想な接客、質問しても答えてくれない、レジに誰もいない)
お問い合わせフォームが使いにくい、または設置されていない。問い合わせへの対応が遅く、ユーザーからの信頼を失ってしまう。チャットボットの導入なども検討すると良い。

実店舗でもホームページでも、集客に重きを置きすぎて肝心のお客さんへのサービスが行き届かなくなることがあります。SEOを始める前に、まずはユーザーにとって使いやすいホームページ作りを心掛けましょう。

具体的には以下の3点を意識してみましょう。

  • 見て欲しいページが辿りつきやすいところにあるか
  • 問い合わせ・申し込みしやすいか
  • ホームページが更新されている(生きている)か

これらのポイントを改善することで、ユーザーエクスペリエンスが向上し、SEOの効果も最大限に発揮されるようになります。まずはユーザー視点でホームページを見直し、改善すべき点がないか確認してみましょう。

まとめ

忘れないで。SEO対策を考える前にやりたいこと。
ポイント
  • 見て欲しいページが辿りつきやすいところにあるか
  • 申し込み・問い合わせしやすいか
  • ホームページが更新されている(生きている)か
  • SEOを意識して記事を作成する
  • それでも不安な場合はWEB先案内に相談

「もうちょっと詳しく知りたいけど…」とか「対処方法がよくわからん!」と感じたら、遠慮なくお問い合わせください。

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