WordPressあれこれ

WordPress本体・プラグインを更新して不具合が!でも大丈夫!

WordPress本体・プラグインを更新して不具合が!でも大丈夫!

WordPress本体やプラグインの更新通知をみて、更新ボタンを「ぽちっ」としたら、不具合が発生しちゃった!という経験ありませんか?

今回は、なんとか解決しようとして試行錯誤しても、さらに状況は悪化して・・・そんなお客様のお悩み相談を解消した時のお話。

「WordPress本体・プラグインを更新して不具合が!でも大丈夫!簡単にダウングレードして解決」する方法を紹介します。

※以下内容は Mac PC で作業を行っていますが、Windows でもやることは一緒です。

準備するもの

WordPress をダウングレードするには、なにはともあれ「FTP」ソフトが必要です。

有名かつ使いやすいのは「FileZilla」や「TRANSMIT」や「FFFTP」などです。

「FileZilla」は Windows と Mac 双方で「無料」で使うことができ
「TRANSMIT」は Macのみで「有料」ですが多機能
「FFFTP」は Windows のみで「無料」で利用できます。

FileZillaダウンロード

TRANSMITダウンロード

FFFTPダウンロード

まずは作業前にバックアップ

もし、ダウングレードに失敗して、バックアップを取っていなかった場合は、今まで積み上げてきたものが無くなりますので覚悟の上で1発勝負してくださいね。

簡単にWordPressを丸ごとバックアップできる方法を紹介しておきます。

All in One WP Migrationダウンロード

FTPでWordPress本体をダウングレードする方法

まずは特定のファイルを消去します

FTPソフトで WordPress の格納場所へ接続します。そして、以下の項目を残して全て削除します(画像の青く選択されている部分を削除)。

FTPソフトでファイル選択している画面FTPソフトでファイル選択している画面

絶対に消してはいけない「残すファイル」

下記3つは必ず残してください。消してしまうと復帰できなくなります。

  1. wp-content
  2. .htaccess
  3. .wp-config.php

任意の WordPress バージョンをアップロードします

まずは自分の使いたい WordPress バージョンを用意しましょう。

WordPress 新旧ダウンロードページダウンロード

↑のページからは最新版から旧版まですべてのバージョンをダウンロードできます。

任意の WordPress バージョンをFTPソフトでアップロードします。

FTPソフトでファイルをアップロード

その際「wp-content」だけは外してアップロードします(画像参照)。

絶対に wp-content は入れちゃだめですよ。

wp-content をアップロードしてしまうと、ウェブサイト(ブログなど)のデータが全て上書きされて消えてしまい大惨事になります。細心の注意を払うようにしてください。

プラグインでダウングレードする方法

WordPress本体のダウングレードはプラグインでもできます。

合わせてプラグイン自体をダウングレードする方法も紹介します。

FTPソフトを使ってダウングレードする方法が一般的ですが、操作には少し用心が必要です。

操作を誤るとコンテンツを削除しかねません。

ということでここからは、誰でもかんたんにダウングレードできるプラグインを紹介します。

WordPress本体をダウングレード
「WP Downgrade | Specific Core Version」

管理画面からWordPressのダウングレードができるプラグインです。

このプラグインを使うと下記のようなメリットがあります。

  • FTPソフトが不要でWordPressのダウングレードができる
  • FTPの操作ミスによるコンテンツ消失というリスクを避けられる
  • 簡単な操作で任意のバージョンにダウングレードできる

FTPの操作には、個別にFTP接続用のパスワードが必要ですし、操作を誤ると積み上げてきたコンテンツをすべて削除しかねません。

ダウングレードするバージョンについてもWordPress公式からzipファイルを一旦ダウンロードしてFTP経由でアップロードするという作業が必要です。

このプラグインを使えば、上記のリスクと手間を省けます。

WordPress本体を更新して不具合が発生しちゃった!😱という時

「数分前に戻れたらなぁ」という願望を実現できます!

WP Downgrade | Specific Core Version のインストールと使い方

WordPressの管理画面から、プラグインの新規追加をクリックして「WP Downgrade Specific Core Version」と検索するか、公式ディレクトリよりダウンロードできます。

管理画面>プラグイン>新規追加

公式ディレクトリからもダウンロードできます

有効化して実際に試してみましょう。

使い方は至って簡単です。

2022年6月19日にリリースされたWordPressの最新バージョン6.0から5.9.3にダウングレードする手順を例としてご紹介します。

まず、有効化すると下記の箇所に「WP Downgrade」という項目が追加されます。

管理画面>設定>WP Downgrade

以下の画面で赤枠の箇所を確認・入力して最下部の「本体(コア)のアップ/ダウングレード」をクリックするだけです。

「ダウンロードURLを編集」にチェックを入れる必要はありません。

WP Downgrade Option画面

自動的に下記の画面が表示されるはずです。ここで「再インストール」をクリックします。

WordPressの更新画面

最後にWordPressの5.9.3のダッシュボード画面が表示されればOKです。

WordPress自体がエラーで管理画面が表示できない場合

WordPress が「真っ白」や「エラー」で管理画面が表示されない場合は、「WP Downgrade」を使った方法でダウングレードできません。

また、「WP Downgrade」を使ってダウングレードしても不具合が解消されないこともあります。

そういった場合は、冒頭で触れましたが「FTPソフトを使ったダウングレード」を行えば、たとえ管理画面が開かなくてもダウングレードできるはずです。

プラグインをダウングレード
「WP Rollback」

プラグインを古いバージョンに戻せるプラグインです。どのバージョンにでも戻せます。

ただそれだけの機能ですが、意外と使えます。

例えばプラグインの更新が原因の不具合などであれば、サイトのバックアップを復元するよりもずっと手軽に解決することが可能です。

もちろんプラグインの公式ディレクトリにアクセスして、古いバージョンをダウンロードして今適用しているバージョンを削除して有効化し直すという方法でも可能ですが、ワンタッチで好きなバージョンに戻せるプラグインの方が手っ取り早いと思います。

テーマも古いバージョンに戻せるようですが、WordPress公式のテーマ以外には使えないようです。

「WP Rollback」のインストール

WordPressの管理画面から、プラグインの新規追加をクリックして「WP Rollback」と検索するか、下記ボタンよりダウンロードできます。

「WP Rollback」の使い方

管理画面>プラグイン>新規追加

公式ディレクトリからもダウンロードできます

有効化した後にプラグイン一覧を確認してみてください。「Rollback」というボタンが各プラグイン名の下に表示されています。

「Rollback」というボタンが各プラグイン名の下に表示されます「Rollback」というボタンが各プラグイン名の下に表示されます

あとは、この中から任意のバージョンを選んで「Rollback」を押すだけです。

ここではプラグイン「All-in-One WP Migration」を例に説明します。

「Rollback」ボタンをクリックして表示された画面

大抵は一つ前のバージョンに戻すと解決すると思うので、何かしらの不具合が発生した場合は、上から二つ目にチェックして「Rollback」を押してみましょう。

すると下記のような警告が表示されます。

警告画面

バージョンを戻したことによって不具合が生じたり、データが破損しても一切の責任を負いかねますという旨のことが書かれており、ロールバックする前に完全なバックアップを強く推奨するとのことです。

サイト丸ごとのバックアップを取っていることを前提とすれば、あまり気にせず実行しても問題ないと思います。

「Rollback」を押すと下記の画面が表示されるので、クリックして、プラグインを更新します。

以下のように一つ前のバージョンのプラグインが有効化されていれば完了です。

ロールバックされました

まとめ

今回はFTP経由で WordPress本体をダウングレードする方法に加え、プラグインを利用したWordPress本体およびプラグインのダウングレード方法を紹介しました。

最新版へ更新したら不具合が発生して困った!

そんな時に「なんかWEB先案内が元に戻す方法を説明してたな・・・」と思い出して、このブログに戻ってきてもらえるとうれしいです^^

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